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第二回DVD上映会報告

昨日オガールプラザにて
鳥山敏子制作・宮沢賢治の教え子たち 第二巻
~雨ニモマケズ~の上映会を行いました。

この日の参加者は16名。
全11巻あるこのシリーズの中でも
最も長い106分の上映でしたが
とても面白かったです。


今回の内容は、宮沢賢治が農民のちからになるために
東山町の東北砕石工場で技師として努めたことや
また農家に対し肥料計算の分野で尽力したその足跡を、
関わりのあった方々の肉声から追っていくものでした。
当時まだ科学肥料は世に出てきたばかりで
値段が高く、貧しい農民には手が出ないのに加え
害があることを知っていたので、
石灰岩が豊富な東山町で炭酸石灰を肥料としてつくり
酸性土壌を中和する方法に賢治は力を注いでいたそうです。

また、花巻農学校を退職し自身が農民として生きるため
羅須地人協会を設立し、そこでの賢治の生活や苦悩を
まるで昨日のことのように語る教え子の姿がありました。
なぜ賢治はそこまで他人のために命をかけたのか、
シュタイナーとどうつながるのか、上映後の交流会では
様々な視点による自由な意見が飛び交いました。
私はこのような機会に恵まれなければここまで宮沢賢治の
ことを知ることもなかったし、また逆に賢治のことを
よく知っている人には、鳥山先生やシュタイナーの思想との
関連はきっと新鮮で、なかなか興味深いのではと思います。

次回は第三回の上映会となります。
4月20日(日) 13:30~16:30
オガールプラザ 小スタジオ 

沢山のご参加お待ちしております。


中村




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