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遠藤教授のシュタイナー教育講座第4講終了

シュタイナー教育講座第4講終了

遠藤教授による、シュタイナー教育講座第4講 無事終了です。

今回はドイツ国内に230校もの自由ヴァルドルフ学校が
出来ている現状について、その背景にある私立学校法制の
整備過程と公費助成制度をについてお話しいただきました。

ドイツにおける戦後教育制度の整備過程を考える上で重要
なことは、ナチズムの時代に国家による強烈な教育統制があり、
硬直化を招いてしまったという強烈な反省が、その後の
国の指導者の中にしっかり根付いていた点にあるとのお話でした。

遠藤講座④

その観点から、シュタイナー学校に限らず様々な視点、切り口の
私立学校を認め、公費助成制度を充実させていった経緯があった
ようです。

もちろん棚ぼた式に出来ていったわけではなく、憲法というべき
基本法に明記された、*私立学校を設置する権利は保障される 
という条文をお題目に終わらせないための粘り強い活動が
続けられてきたのです。

その結果、バーデン・ヴュルテンベルク州では裁判闘争の末
私立学校経費のほぼ8~9割まで公費助成を勝ち取ったということです。

そもそも教育というものを、時の権力の思うがままに出来ることの
いかに恐ろしくまた国民にとっても不幸なことであるのか、ドイツ
の例を見るまでもなく、ここ日本での軍国主義教育を思い浮かべれば
明白です。

私立学校という言葉で日本人的に想像するものとは大分違うドイツ
の考え方と現状に、うーん…と考え込んでしまいました。
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